帝王切開分娩のママ・パパを応援する情報サイトです。

帝王切開であってもママ・パパ・赤ちゃんにとって「よいお産」となるような提案や情報を提供します。

ごあいさつ

「帝王切開分娩のママ・パパの応援サイト」へようこそ。

 

 このサイトを訪れてくださったみなさんは今、どのような状況にあるママ・パパでしょうか? お子さんを帝王切開でご出産された方、これから帝王切開でご出産される方、あるいは計画的に帝王切開分娩とするか経腟分娩にトライしてみようか・・・と迷っていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

 

 ご両親も医療者もいつも母子ともに安全なお産であることを第一に考えています。しかし、医療を受ける側と提供する側とのインフォームド・コンセントや情報開示が進んでいるとはいえ、「お産は始まってみないと分からない」部分も多いこと、出産施設の医療理念や分娩管理方針または医療者の認識の違いによって、帝王切開分娩に関する情報提供やケアの質・量には違いがあるのが現状です。そのため、一部のご両親は帝王切開分娩について理解不足で不安が強くなったり、まったく予想していなかったのに突然緊急帝王切開となりご自分の出産体験に納得や満足ができなかったり、といったことが起こることがあります。

 

 帝王切開は立派な「お産」の方法の1つです。ですが、せっかく母子ともに無事に出産されても、ママ・パパがなにか心につかえるものを残しているとしたら、それは生まれてきた赤ちゃんにとっても悲しいことだと思いませんか。私は助産師として、研究者として、そのようなママ・パパの声をたくさんお聞きしてきました。ママ・パパの体験やおもいを知るなかで、研究プロジェクトの成果や私なりに学んだことを医療者だけでなく、当事者である一般の方々にお伝えし還元することで、「帝王切開分娩のママ・パパを応援したい!」と思っています。

 そして、ママ・パパを応援することはきっと赤ちゃんのHappyにもつながると信じています。                                                                                                                      

                                                                       中部大学 生命健康科学部 保健看護学科

中部大学大学院 生命健康科学研究科      

横 手  直 美   

 

(このサイトは、2020年度科学研究費補助金 基盤研究B:課題番号20H04004の助成を受けて運営されています。) 

 

What's New

2020/2/15 ひよこクラブ3月号に「帝王切開 産後のモヤモヤ」が掲載されました。

ひよこクラブでは、初の帝王切開に関する特集記事を監修しました。

 

帝王切開で出産したママにありがちな、こころの「モヤモヤ」にアンサーしています。

ひよこクラブ編集者が事前アンケートにもとづいた質問の多くが、これまでの研究成果と共通していました。

 

帝王切開での出産から現在までの、読者の「MY STORY」が2ケース、漫画で紹介してあって、わかりやすいです。

2019/11/1  JAFAハイクラスセミナー(専門家から学ぶ健康と運動の医科学)兵庫2019において、帝王切開分娩について講演します。

JAFA運動指導者のためのハイクラスセミナーにおいて、帝王切開分娩前後の運動指導の留意点なども含めて、以下の要領で講演します。

 

日 時:2019年11月1日(金)13:35~15:05

場 所:尼崎市記念公園ベイコム総合体育館(兵庫県尼崎市)

テーマ:【母性看護学】 母子の運動参加による健康促進効果と運動指導者の役割・可能性

対象者:運動指導者

 

2019/7/6 名古屋市立大学看護学部で帝王切開分娩後のメンタルヘルスについて講演します。

名古屋市立大学助産学同窓会の10周年記念講演として、以下の要領で講演します。

 

日 時:2019年7月6日(土)14:15~16:15

場 所:名古屋市立大学看護学部308講義室

テーマ:「帝王切開分娩後のメンタルヘルスと助産ケア」

対象者:同窓会会員

 

2019/3/3 PEACEセカンド・ステージの結果を第33回日本助産学会学術集会で発表しました。

3月3日博多国際コンベンションセンターにおいて、「緊急帝王切開に対する妊婦の適応力を高める出産準備教育プログラム(PEACE)の評価」を研究代表者の横手がポスター発表しました。今後も、協力施設を増やし、データを蓄積していく予定です。

 

前ICM会長フランシス・デイトリック氏とも再会し、お話できました。

2018/10/19 PEACE臨床研究ファースト・ステージの結果を第59回日本母性衛生学会で発表しました。

10月19日 新潟市朱鷺メッセにおいて、「緊急帝王切開に対する妊婦の適応力を高める出産準備教育プログラムの評価-妊娠後期の調査票の分析-」を研究代表者の横手が口頭発表しました。会場は立ち見がでるほどで、多くの方に関心を寄せていただきました。

発表後、複数の出産施設の助産師、医師に質問や感想をいただき、研究協力の申し出もありました。

 

2018/10/1 PEACE臨床研究ファースト・ステージの結果を国際学会で発表しました。

 

 

Frankfurtで開催された、5th World Congress on Midwifery  and Women's Healthにおいて、「Evaluation by Japanese Expectant Mother for the Program 'Prenatal Education for Adaptation to Caesarean Birth in an Emergency(PEACE)' を口頭発表しました。

欧米の助産師との討論を通じて、日本独特の社会的文化的背景が日本人女性の帝王切開やそのほかの出産方法に対する認識に影響を与えていることを改めて感じました。

 

2018/5/28 PEACE臨床研究のファースト・ステージを終了しました。

約1年間にわたって、臨床で「緊急帝王切開分娩のための分娩前教育プログラム(PEACE)」を介入し、妊婦さん858名、実際に緊急帝王切開となったお母さん40名に質問紙調査票にご協力いただきました。ご協力くださったお母さん方、助産師さん、ありがとうございました。今後、結果を国内外の学会等で公表し、セカンド・ステージに移行していきます。

 

2017/9/8 緊急帝王切開分娩のための分娩前教育プログラムPEACEを国際学会で発表しました。

ローマで開催された 2017 World Conference on Nursing & Nurse Education で、Program to prevent traumatic birth and PTSD in Japanese women undergoing an emergency caesarean section というタイトルで口頭発表しました。

日本人女性特有の出産観に関心をもって聴いていただき、介入プログラムの成果を楽しみにしているという感想もいただきました。

 

2017/3 もし緊急帝王切開分娩となっても大丈夫・・・介入研究を開始しました。

たくさんの助産師さんをはじめ、医療関係者、お母さまたちのご協力で完成した小冊子「お産のときの『もしも』に備えよう~緊急帝王切開分娩について」をもとに、愛知県内の分娩施設において、介入研究をスタートしました。

まずは、従来通りの母親教室を行ったグループのデータを収集します。次に、開発した小冊子を用いた母親教室を行たグループのデータを収集します。

年内をめどにデータを収集し、結果をご報告していきたいと思います。

 

2016/10/17  10月15日(土)に「帝王切開のお母さんのこころのキズとその理由」について講演しました。

第57回 日本母性衛生学会総会・学術集会(品川プリンスホテル)のランチョンセミナーで、講演しました(共催/株式会社ニチバン)。200名収容の会場は満員御礼で、医療者の関心の高さが伺えました。

形成外科医の金澤先生(大阪大学・順天堂大学)の講演「きれいなキズの治し方」は、最新情報がたくさんでした。帝王切開後のキズの悩みは、こころのキズにもなりますから、医療者間だけでなく一般の方にも知ってほしい内容でした。

 

2016/10/17  10月15日(土)に「出産準備教育における緊急帝王切開分娩の情報提供を考えるセミナー」の開催報告をしました。

第57回 日本母性衛生学会総会・学術集会(品川プリンスホテル)において、3月に開催したセミナーの報告をしました。研究チームで試作した小冊子の紹介も新したところ、「助産院でも使いたい」というお声もいただきました。

小冊子は、このセミナーでいただいたご意見をもとに、現在、修正版を作成中です。

 

(写真はセミナー開催時の様子です)

2016/9/30 「ママのための帝王切開の本」(中央法規)の増刷が決定しました。

産科医 竹内正人先生、「くもといっしょに」主宰・帝王切開カウンセラー 細田恭子さんと共同執筆した本書がまたまた増刷されます。

Amazonのレビューでは、総合5つ星をいただいています。嬉しいことです。

2016/9/17  8月20日(日)開催した「帝王切開の振り返りの会」の様子が中日新聞(近郊版)に掲載されました。

帝王切開カウンセラー、「くもといっしょに」主宰の細田恭子さんを講師にお招きして、開催されました。一般の妊婦さんやお母さん、助産師や看護学生対象に当事者目線での講義のあと、4名の方で振り返りの会が行われました。

妊婦さんへの正しい情報提供、そして産後に個々の体験を確かめ、こころの整理をする場が必要であることを痛感した時間でした。

 

2016/3/13  「出産準備教育における緊急帝王切開分娩の情報提供を考えるセミナー」が終了しました。

40名の専門職者(助産師さんが9割)にご参加いただき、ありがとうございました。

3つの講演ともに好評でした。グループディスカッションはやや時間不足が悔やましたが、活発に意見交換いただきました。ご意見を参考に、研究を進めてまいります。

 

(写真は講演者:左から鳥越郁代先生、横手、長坂桂子先生)

2016/2/5  3月13日(日)に「出産準備教育における緊急帝王切開分娩の情報提供を考えるセミナー」を開催します

昨年開催したシンポジウムの続編開催です。今回はグループワークも行いますので、定員40名となっていますが、講演のみのご参加でしたら、80名まで収容できます。

ご参加をお待ちしております。

2016/1/25 「帝王切開分娩の女性の心理とメンタルケア」に関する講演を行いました(愛知県瀬戸市クリニックベル)

「最近増加している帝王切開の妊産婦さんのメンタルケアをもっと充実させたい」とい、う鈴木眞史院長のご依頼があって実現しました。当日は助産師、看護師だけでなく、なんと事務職、ハウスキーパー、マタニティフィットネスのインストラクターの方々まで、総勢32名のご参加がありました。熱心なご質問もあり、こちらのほうが視野が広がりました。ありがとうございました。

2015/11/20 「緊急帝王切開分娩の父親・母親の心理状態」に関する講演を行いました(熊本県熊本市福田病院)

これまでの研究成果のうち、緊急帝王切開に特化した講演をさせていただきました。福田病院様は年間分娩件数が3000件以上もあり、新生児センターも有しています。新生児センターの看護師さんはとくに、イメージがつかぬまま緊急帝王切開となったお母さんたちの心理的ケアに気を配っていらっしゃるとのことでした。また、母親教室での説明内容や術後のご家族へのケアについての認識が高まったというご意見もありました。ありがとうございました。

2015/9/25 助産雑誌(医学書院)9月号に「帝王切開の情報提供のあり方を考えるシンポジウム」の開催レポートが掲載

 3月に開催したシンポジウムの開催レポートが掲載されました。特別講演の竹内正人先生はじめ、3人のシンポジストの講演概要とともに、ディスカッションの内容をご覧いただけます。「もっとディスカッションの時間があるとよかった」の声もありました。今後の研究活動の参考とさせていただきます。

2015/1/5 3月8日(日)に「帝王切開の情報提供のあり方を考える」シンポジウムを開催します。

中部大学 名古屋キャンパス(JR鶴舞駅下車、徒歩すぐ)において、シンポジウムを開催します。

医師、助産師、研究者、当事者といった様々な立場のシンポジストからご発表いただき、帝王切開分娩の情報提供のあり方について、皆様と一緒に考えていきたいと思います。

入場無料。一般の方も大歓迎です。小さなお子さまがいらっしゃる方にもご参加いただけるよう、託児も設けています。

お誘いあわせの上、是非ご参加ください。

2014/11/29 第34回日本看護科学学会学術集会で研究成果を報告しました。

演題名 Adaptation to, and satisfaction with, cesarean birth and related educational support among Japanese women

を口頭発表しました。詳細は「研究成果」のページからご覧ください。

2014/11/14 Maternity Fitness Convention(大阪)で講演 

日本マタニティフィットネス協会主催の第47回Maternity Fitness Conventionにおいて、「帝王切開の今を知って指導に活かそう」というテーマで講演させていただきました。

帝王切開の基礎知識とともに、ママたちがどんな悩みを抱えているか、どういう情報が役立つかなどもお伝えすることができました。

医療従事者、マタニティスポーツの指導者の方々から、日々の診療やケア、エクササイズの指導に活かしたい!という感想をいただきました。ありがとうございました。

2014/6/4 ICM 30th Triennial Congress (Prague, Czech Republic)で研究成果を報告しました。

演題名 Japanese women’s perceptions of informative support by medical staff with cesarean birth: an internet survey

を口頭発表しました。詳細は「研究成果」のページからご覧ください。

欧米など先進諸国では帝王切開率の上昇が共通した問題となっているようです。

2013/10/2 「ママのための帝王切開の本」早くも増刷されました。

8月に出版されたばかりですが、好評につき、早くも初版が増刷されました。

それほど、当事者の方にとって情報が不足していたということなのかもしれません。

一般の方だけでなく、医療者の方にも説明の際や質問された時に役立つ、ということで活用いただいているようです。ありがとうございます。

2013/8/23 「ママのための帝王切開の本」(中央法規)が出版されました。

産科医 竹内正人先生、「くもといっしょに」主宰・帝王切開カウンセラー 細田恭子さんと共同執筆しました。

産前・産後のすべてがわかる安心ガイドで、ママから寄せられた83個の質問にも分かりやすく回答しています。

帝王切開に関するあらゆる情報を、ママと家族の視点から網羅した初めての本格的な帝王切開ガイドブックです。

もちろん、パパにも読んでいただきたい1冊です。